今井澂プロフィール

講演・出演など

お問合せ

広告


« 映画「謎解きはディナーのあとで」と増税不況対策の提案(691) | トップページ | 映画「日本の悲劇}と資産としての不動産をどう見るか(693回) »

2013年9月 8日 (日)

映画「共喰い」とオリンピックと株価と円レート(第692回)

映画「共喰い」とオリンピックと株価と円レート(第692回)

 芥川賞を一昨年獲得した田中慎弥の小説の映画化。青山信二監督、ロカルノ国際映画祭でダブル受賞した。原作自体が暴力とセックスを正面から取り組んだもので、映画の方も、かつての日活のロマンポルノに近い。小説と違ったエンディングが面白かったが映画の格調は高い。

 お話しは下関市のドブ川の近くで、時代は昭和63年。怪しげなブローカーでもうけている男は粗暴で、セックス時に女を殴る性癖がある。主人公の高校生の長男を生んだ母は別居して、近くで魚屋を。同居している女、近くのマンションにいる女と父はセックス。主人公のマー君も幼馴染の娘とこれまたデキている。

 「共食い」の題の通り、凶暴な父の血を受け継いだ息子が悩み、父は結局死ぬ。ここまで述べると女性は被害者だが、結末は女性の勝ち。母の役を演じる田中裕子が巧い。

 

 父と子の闘いに母が絡んで決着をつけるのだが、マドリードとイスタンブールと東京の、三つ巴の状況とよく似ている。

 フクシマの汚染水問題について安倍首相が「完全にアンダーコントロールにある」と断言したのが大きかったと思う。韓国がわざと決定二日前に嫌がらせをやったのだが、メじゃなかった。ザマミロ。全日本人に告ぐ。キムチを食うな。

 

 株をどうみますか、とご質問が多い。

 まず円レートの方から入るが、私は「あと2年の間に1ドル110円」とみている。

 金融緩和と物価上昇、それに米ドルにシェール革命というドル高の背景もある、と考えるからだ。

 チャートで見ても5月の103円74銭からの円安の流れの、訂正円高は終了。来年春までに105円までにはゆくとみる。企業収益にプラスであることは言うまでもない。

 

 3月以降、日経平均は2か月ごとの高値というリズムがある。3月21日、5月23日、7月19日、だ。

 今月の中旬か下旬に高値がつき、その後、恐らくNYの大幅安に引っ張られて転換、だろう。高値は7月の1万4953円を抜く可能性がある。

 

 ただし、五輪問題関連の株価は年初から40%以上も上昇している。ここから買い上げるのはディトレ感覚でしかあるまい。

 

 私は二つの観点から銘柄を選びたい。第一はカジノ関連で第二は有力な外国人機関投資家が最近発行済み株式の5%以上を購入したか、大幅に買い増した銘柄だ。

 カジノ推進議連(IR議連)の最高顧問は安倍首相だし、オリンピックの観光客を増やすには、やっぱりやらなくっちゃあ。セガサミー(6460)。

 ついでにパチンコの換金も合法化されそうなのでSANKYO(6417)。パチンコの釘調整は違法となり変更ができない封入機に切り替わると300万台が1台100万円だから、3兆円。独占は出来なくても同社には特許料が入る。

 

 キャピタル、フィデリティ、JPモルガンなどなどがアベノミクスの成長戦略に絡んだものを中心として買ったもの。一(はじめ)建設(3268)、楽天(4755)、イオンフィナンシャルサービス(8570)、サイバーエージェント(4751)。2,3年の中期投資に適している。

 

 映画のセリフから。ファーストシーンに主人公がナレーション。「オレが17の時、親父が死んだ。昭和63年だった」。昭和39年の東京五輪が平成に再び開催されようとしている。あの高度成長期のひとヤマが終わりかけて(昭和40年には山一證券の日銀特融があった)いた時代を思い出す。オリンピック前までは経済は活況、終わるとガックリ。逆に言うと2019年まで潮流は上向き、か。

 

 

« 映画「謎解きはディナーのあとで」と増税不況対策の提案(691) | トップページ | 映画「日本の悲劇}と資産としての不動産をどう見るか(693回) »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 映画「謎解きはディナーのあとで」と増税不況対策の提案(691) | トップページ | 映画「日本の悲劇}と資産としての不動産をどう見るか(693回) »