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2014年11月 9日 (日)

映画「アバウト・タイム」と米中間選挙と金価格(第748回)

 

映画「アバウト・タイム」と米中間選挙と株と金価格(第748回)

 リチャード・カーティス監督。この人はラブコメの脚本の名人で「フォー・ウエディング」「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」。監督としては「ラブ・アクチュアリー」。私がみんな好きな傑作、ヒット作ばかりだ。ついでに「戦火の馬」も共同執筆している。

 パンフレットを見ると「この作品を見てくれた人たちは、何気ないことが、かけがえのないものに変わることを」感じてほしい」とある。そのテーマとは「家族」。恋をして結婚、子供たちが出来、家族を築いてゆくことの素晴らしさだ。

 主人公ティムは21歳になった時、タイムトラベルの能力を持つ家系であることを父から教えられる。もてない青年は「恋人探し」。誰もが夢見る競馬や株で過去にさかのぼって金儲けする、なんて考えない。逆に言うと、だからこそほのぼのと楽しい。しかし特殊能力は、やはり持って使ってみたいなあ。

 この3週間、いろんなことがあった。私が失敗したことが2,3、明らかになった。まずお詫びしなくちゃ。

 まず、NYダウ。10月4日の743回で「ごく目先は恐らく1万4700ドルぐらいが「天井」と予測したが、黒田バズーカ2の日本株上昇につれ高の形で新値更新。

 第二は次の週の744回で「15%の調整必至」とやはりNYダウについて書いた。ダブルのミスだ。反省しています

 第三は金。昨年12月30日のオンス1179ドルを「底値」と考え、講演でもそう述べたが、最近これを割り込んだ。予測はずれもいいところだが、ラッキーというか何というか、円安になったのでグラム建て円建ての価格は横ばい程度に止まったが、ドル建てだったら大ゾン。これも反省。

 反省だけならサルでもできる、と批判されそうだが、①私は何年も先だろうが、NYダウは皆が2万ドルと言い始めたころ1万8900ドルとか1万9500ドルとかで大天井、と述べている。やはりシェール革命の寄与は大きい、と考えているからだ。

 弱気だったのは、11月4日の米中間選挙で上下院を共和党が制圧し、すぐベンガジゲートが問題化する、と見たこと。しかし考えて見れば2016年の大統領選でヒラリー・クリントンの足をひっぱれるこの材料を、年内でなく2015年、それも後半に騒いだ方が共和党は有利なはずだ。私の考えが足りなかった。

 金?最近になって元FRB議長で「マエストロ」とたたえられたアラン・グリーンスパン氏が「今後、唯一の保有すべき資産は『金』である」と外交評議会での講演で述べたというニュースが心強い。またロシアが1100トンの大口買いをしている事実も。鉱山の採掘コストもあるし、これ以上の大幅下げはもうないと考えられる。

 私は「次の上昇サイクルはそろそろはじまり、次のピークは当然2000ドルを超える」と主張し続けているが、これは変える気はない。

 要するに今回の結論は、日本株の独走時代が始まっている、という次回からの連載の前置き、あるいは序曲だ。私は強気そのもの。まちがえないでください。

主人公ティムのセリフから。「(どの家族にも起きる)不幸や波風は、どんな能力を使っても回避することは不可能なのだ」。私が今回、自分の失敗をまとめたのは、云い訳ではなく、今後、予想の確度を高めるためだ。

 また私のファンが、あなたの予測は正確さは皆が認めているが、100%的中とはいかないから、失敗したときはっきりと認めなさい、前にもそうしたでしょう?」と助言してくれたこともある。

劇中歌の歌詞から。「あなたを愛し続ける。星が空にまたたく限り、可能な限り、ずっと」。私はこのアナリストの仕事を愛し続ける。死ぬまで現役でやっていたい。

 

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