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2015年6月30日 (火)

2015年 日本経済の展望

「日経トップリーダー」経営者クラブから出版された『トップの情報CD』に、「2014年日本経済の展望」というテーマでインタビューが収録されました。

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2015年6月28日 (日)

映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」と有望な日本株780回

映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」と有望な日本株選(第780回)

 1979年の近未来SF「マッドマックス」シリーズはメル・ギブソンの名とともに記憶に残る。それが15年ぶりに同じ監督で作られた。どう考えてもダメ企画で、メル・ギブソンも降板したとか。

 ところがとんでもない大傑作で、ある批評家は「ジョン・フォードの『駅馬車』のアパッチ襲撃シーンがほぼ全編を貫く」と書いたが、その通り。歴史に残るアクション映画だ。私は3Dで2度見た。

 

 舞台は灼熱の砂漠。狂ったグロテスクな独裁者が乏しい水を独占している。マックスは捉えられ血液の供給源として同行させられる。ところが独裁者の5人の妻を女性の大隊長フェリオサが、盗んだ車で連れて逃走、故郷に向かって決死の逃避行が始まり、マックスも協力。荒野を爆走して逃げる車を隊列を作って独裁者たちの戦車が追いかける。スリル満点の展開で息もつかせない。

 フェリオサを演じたシャーリーズ・セロンは、頭は剃り上げ顔はグリースで黒く塗り、左腕は肘から下が金属の義手だが、それでも美しくカッコいい。

 

 延々とつづくカーチェイス。観ながらもう何ヵ月も続いているギリシャとEU首脳、ECB、IMFとのチキン・レースを思い出した。

 

 ついに6月27日にチプラス・ギリシャ首相は7月5日の国民投票を宣言した。世論調査では三分の二のギリシャ国民はEU残留を望んでおり、私が従来から可能性60%と予想していた「結局は離脱せず」でおさまりそうだ。

 もう一つの頭痛のタネの上海株式の方も、中国銀行がまた金利を引き下げを断行、予想通りとりあえずは破局回避だろう。

 そうはいっても月曜からの1週間は、デフォルト不安とか中国経済崩壊説とかで、株価も債券利回りも波乱の展開になるかも。

 それでも、そう、それでも(このブログの読者はご存じだろうが)NYや欧州株がどうなろうが、東京株式市場の上げ歩調は変わらない。

 

 金融が緩んでいて、企業業績は上伸、株価水準指標(例えばPER,PBR)は割高ではなく、しかも買い手となる公的資金は次から次へと出てくる。外国人機関投資家の日本株への買い意欲は強い。だから、大丈夫。

 

 ひとつだけ心配がある。NYのヘッジファンドのマネジャーが「第二のリーマン」と予想して売りポジションを張っている欧州超大手銀行の経営危機説がある。

 名前はあえて書かないが、世界の為替市場取引の16%を占める銀行というとおわかりだろう。

 リーマンの場合は6月に格付け会社がAAマイナスに引き下げたのがあの倒産の前兆になった。この欧州の銀行はBBBプラスでリーマンより低い。

 しかも同行のCEOが退任を6月に発表。このほか①銀行業界のストレステストに不合格②LIBORの操作疑惑で英米当局と和解して21億ドル支払い③80億ユーロの持ち株を30%引きで売却、資金繰り逼迫を噂された、など。不安感が強い。

 同行は昨年末時点で52兆ユーロのデリバティブ残高を持っており、債券や為替市場の動き次第では巨大な損失が発生するかもしれない。

 

 それでもイマイさん、強気なの?と聞かれそう。しかし最近出たばかりの四季報などから外国人大手機関投資家の日本株大量買いがわかると、弱気になれない。

 例えばブラックロック。ファナック、日本取引所、Jパワーを発行済み株式の5%以上購入し、NECと日本エアーテックを5%から6%以上に買い増した。

 外国人持ち株増加率も5%以上増加した銘柄が88も。上位の銘柄でPERが8~12倍と割安な銘柄は次の通り。ミクシイ、タクマ、OKI、神戸鋼、川崎汽船、山一電機、ツガミ、タカラレーベン、千代田インテグレ、北川鉄工、三協立山、村上開明堂、愛三工業、エスケーエレクトロ、JUKI、フージャーズ、サンヨーハウジング、東京ラジエーター。(時価総額 100億円以上。ソース四季報オンライン)。

 

 映画のセリフから。主人公マックスの冒頭のナレーションだ。「世界の終りとともに、オレたちはみなコワれた。オレとほかの連中のどっちがより狂っているのか。オレには分からない。」この世の中、コワーい話はヤマほどあるが、日本が復活しつつあり、その流れが株式市場にあらわれているという私の見方は変わらない。(ついでに。私は狂っていない。)

2015年6月21日 (日)

映画「海街diary}と四季報の読み方とギリシャ(第779回)

映画「海街diary」と四季報との読み方とギリシャ(第779回)

 是枝裕和監督の新作。今年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門参加と綾瀬はるか主演に惹かれて観たが、甘口でヤマ場のない映画で退屈した。「そして父になる」のようなドラマ性のないストーリーで四女の広瀬すずが良かった程度。三回も出てくる葬式シーンが印象的だったが、何で興行成績がいいんだろう?

 亡くなった四人姉妹の父を長女綾瀬はるかが「やさしくてダメな人だった」評した。思わずもう何ヵ月も騒ぎになっているギリシャを思い出した。

 今週22日にはEUの大統領に当たる人物が参加する首脳会議が開かれる。私は「ギリシャ発世界同時株安説」は恐らく発生しないと考えている。ユーロという組織には債務問題でダメな国を脱退させる条項は全くないし、ギリシャ国民は脱退を希望していない。

 ギリシャのチプラス首相は債権国から提示された支援条件を拒否してロシアに行くなど強気。まあ弱者のドウカツだと思う。リスケとかヘアカットということになる可能性60%で、破局シナリオは40%。月末には答えが出る。VIXが上がっていないので私は楽観的だ。

 もう一つの注目材料のイエレンFRB議長の記者会見の法だが「年内」という発言と委員のうち5人が12月という見方から、年内1回の金利引き上げ説。景気指標は上昇中で、やなり、やるんでしょうねえ。

 

 私は肝心の日本株の現在は12連騰という荒業をやったあとの調整だと思う。長期上昇に見方は変えない。一番大事な企業収益の見通しがいい。

 15年夏号の「会社四季報」「日経会社情報」が出た。

 「四季報」によると、今2016年3月期の3185社予想は2・8%の増収、14%営業増益。今期最高益更新予想は950社(渡部政治さんの調査)四社に1社が最高益を出す。純利益は11・6%増益。

 野村週報最近号によると2016年3月期のラッセル野村大型株300社の経常増益率は(除く金)13・7%。(一株当たり利益を出していないのは、四季報も含めて物足りない。)

 この企業収益を軸に考えれば、NYダウがどうなろうが、DAXやFSTEがどうなろうが、日経平均は上がる。需給関係を考えれば、なおさらだ。

 今週びっくりし、こころ強く思ったのはブラックロックの発行済み株式数の5%超取得。ファナック、日本取引所グループ、Jパワー。VXホールディングス。東京エレクトロン。何で?と思う銘柄もあるが、良く調べてのことだろう。そうそうNECと日本エアーテックは5%から6%以上に。ということはもちろん日本株は長期投資で充分有望、ということだろう。

 この有力外人投資家の大量保有は日経ヴェリタスに載っていて毎週楽しみにしている。

 楽観的なことばかり書いたが、実は心配事ないではない。ISだ。

 6月17日から1か月、ラマダンが始まった。もうイラクの首都バグダッドの60キロの大都市ラマディまで勢力を伸ばしており、首都の近くの聖廟も含めて攻勢をかける可能性大。オバマ大統領の中東での大失敗のひとつだろう。1000人やそこら顧問団を送ってもどうなるものじゃない。欧州、ひょっとするとアメリカでISかタリバンによるテロが起きても私は驚かない。

 今週は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観た。評判通りの近未来SFアクションの大傑作。シャーリーズ・セロンがまことにカッコいい。来週に書くことしよう。

 映画のセリフから。長女幸は口うるさい大叔母から、四女を引き取ることについて「あの子はあんたたちの家庭を壊した人の娘さんだかね」と忠告されるが、あえて無視する。

 ラマディがISの手に落ちた後、米陸軍将軍たちがバグダッドの防衛についた会議を開き、」その中でイラク戦争を指揮した人が必ずISはやって来る、と主張したとか。イラクの首都の動向も本当は心配だ。

2015年6月14日 (日)

映画「予告犯」とギリシャ問題と為替・株(第778回)

映画「予告犯」とギリシャ問題と為替・株(第778回)

 新聞紙で仮面を作り、ウエブサイトで犯行を予告。食中毒事件を起こしても反省せず逆切れ記者会見を行った会社の工場に放火した事件が発生。「予告犯」はシンブンシと呼ばれ、警視庁公安部のエリート主任が追及に当たる。主演の生田斗真よりも女刑事の戸田恵梨香に注目して観た。

 この「予告犯」はWOWOWで毎週日曜夜に連ドラになり、こちらは東山紀之が裁判官でありながら予告犯になるといいう設定。こちらの方がずっと面白い。おすすめする。

 映画ではシンブンシはネットの健全化と称して規制を唱えた衆議院議員を、「24時間以内に抹殺する」と予告。大騒ぎになる。

 

 予告されて大騒ぎ、というとここ何ヵ月もEU脱退を取りざたされているギリシャ問題を私は連想した。

 債務が返済できないギリシャはEUから脱退、ユーロは暴落し取り付け騒ぎが発生―。

 主に英米系の破滅ストーリーはもう耳タコ。

 私はずっと「おかしいな。EUという組織には、ダメな国を脱退させる条件なんてなかったはず」と思っていた。それじゃあ、ギリシャ側が「おれ達は出てゆく」と離縁状を書かなければ破滅ストーリーは成立しない。

 実は私の知り合いのフランス人が先月来日して「その通りだ」。「へええ」。

 私はかつて経済企画庁(現在の内閣府)の「欧州通貨統合問題研究会」のメンバーだった。もう18年も前の話しだ。当時海外調査課長だった原田泰さん(現在日銀政策委員)が選んでくれた。その時以来の知り合いだ。

 会ったのは5月だから、市場ではIMFへのギリシャの債務の返済期限6月5日がXデーだといわれていた。ところが「この日に返済しない」。

 デフォルトとみなさず、「バンドル条項」というのを適用、6月12日、19日にもあった返済計15億4000万ユーロを、月末の支払期限は統一する。その後の推移をみると彼が予想した通りだった。

 「IMFはお役人だから、自分たちが死刑の執行人になるのはイヤで、7月に返済期限が来るECBにゲタを預ける」なるほど。

 「緊縮政策の原理主義者ドイツがECBは握っているから、そこでギリシャの首を斬る?」

 「いや、ギリシャの粘り勝ちになって、ヘアカット(債務削減か長期返済への切り替え)で終わるのでは。」確かにこの人の言う通り、ユーロという組織を守るコストと考えるなら1年間で270億ユーロ(3兆7000億円)は一見大きいように見えるが、実はたいしたことはない。30~50%のヘアカットを考えれば、むしろ安い。「ギリシャ国民はEU脱退は希望していないし、ツイプラス首相も残留を公約して政権を取った。」

 「離脱検討なら国民投票になるが、EU首脳部は、それはしたくない。大嫌いだ。」

 私は、そこで「あなたの言うシナリオの確率は?」

 「60%以上。」

 6月末にカタがつけば、日本はもちろんNYも、もちろん欧州主要国の株価にも好影響がある。

 ユーロの対ドル・円レートも、上昇。対ユーロでも円安に振れるだろう。すぐ結論が出るので私は心配だが。かりに40%のデフオルトの方になる可能性もあるので、その折はご勘弁を。

 

 私は別の観点からは実は日本株に短期的に弱気だ。

 珍しいといわれそうだが、実は6月12日のSQ。

 朝方伝わった市場推計値は2万0473円。しかし日経平均はこのSQ値を上回らず、いわゆる幻のSQ値となった。経験的にはこれが出ると、翌週月曜日になるか、その後何週間になるかは別として弱気相場になる。

 ヘッジファンドが2万円割れを狙って仕掛け、GPIFや日銀ETF買いで応戦、というもうお馴染みの展開になるかも。

 

 それでも日本経済に、好循環に入りそうな指標がかなり見えてきているのは、注目されていい。

 先日嶋中雄二さんのセミナーで「銀行貸し出しが伸びてきており、信用乗数が上昇しているのでは」と聞いた。また設備投資も上昇していることは確実。

 「2016年から日米ともにゴールデンサイクルが実現しうる」という嶋中さんの持論を聞いた。

 衆院議員の山本幸三氏がこの嶋中説を5月に訪米して、FRBイエレン議長に紹介した。大変興味深いといわれたとか。一時的な株安でも、私の強気は変わらない。

 

 映画のセリフから。エリートの女性刑事が犯人に言う。「全部社会のせいにして、ネット上で神様気分に浸って分じゃないよ!私の知り合いにね、給食費さえも払えないような家に育ったけど、そこから死ぬ思いで這い上がって立派な社会人になった人間がいるわ。甘えてんじゃないわよ!」「あなたにはわからない。」実はこの「知り合い」とは、女刑事本人だった。

 ギリシャ問題よりも、肝心なのは日本経済。官製相場と言われようがどうしようが、少なくとも今、来年は上昇相場。この見方は変えない。本筋さえ見間違えの内容にしたい。這いあがったエリートのように。

2015年6月 6日 (土)

映画「あん」と日本人と外国人の株への見方の差(第777回)

映画「あん」と日本人と外国人の株への見方の差(第777回)

 今週はいい映画を3本。150万部売った「イニシェーション・ラブ」。元刑事マット・スカダー・シリーズでリーアム・リーソンの「誘惑の掟」。「イニーー」はミステリの映画としてはムリと思っていたトリックを画にして見せた。また「掟」は「96時間」ほどではなかったが、アクションミステリーとして上の部。

 しかし、樹木希林主演の「あん」にしたのは、河瀬直美監督に惹かれたのと、ハンセン氏病への偏見への怒りをテーマにしたのが気に入った。共演の永瀬正敏の演技も良かったし、樹木さんの孫の内田伽羅も美しかった。

 

 いまの株式市場には明確な偏りがある。公的資金をのぞいて日本人は全部売りで、外国人が買ってくれる時だけ上がる。私が特にガッカリされるのは、日本の個人投資家がずっと売り、という事実だ。

 いろんな人たちに聞いてみると、理由が結構ある。第一は「資産税」のウワサ。これがマイナンバー制と合わせて、株を持っていると税金ダゾという恐怖心。政府にはこの風評被害を何とかしてほしい。

 第二がまだ厳然として存在するアベノミクス失敗、景気はちっともよくなっていないという(一部だが)確信。たしかに円安倒産、人手不足倒産はあるし、下請けの中には(いつでもそうだが)好況なんてとんでもない、と。第三が中国などへの不安。

 

 私は金融が緩んでいて、企業収益は大幅増。下値は公的資金が買うので暴落なんてありえない。こう主張し続けているが、市場統計を見るとがっかりしてしまう。

 映画で主人公の老女が完治したハンセン氏病を言いふらされて、せっかくよく売れているドラ焼き屋の仕事を失うのに似ている。どこに文句をつけていいのか、分からない。偏見が相手だからだ。

 

日本の個人投資家は700万人、口座数は4000万と推定される。

この個人投資家が毎年ずっと売り越している。

 2012年 1兆9000億円

 2013年 8兆7000億円

 2014年 3兆6000億円

 2015年(1~5月) 4兆1000億円

以上合計して18兆3000億円!

買い越したのは1月の3522億円のひと月だけ。信用取引だけ見るとこれよりはマシだが。カラ売りは結構多く、投資としてはソンをしているのではないか。これだけの上昇相場なのに。何ともバカバカしい。もっと前途に確信を持ってもらいたい。

 

 私が2万5000円説をとっていることはご存じだろう。理由は2016年3月期の日経平均225種の一株当たりは1300円以上。恐らく1350円として17倍。

 もう一つは公的資金の「クジラ」の買い。

 現在公的年金とは①日銀のETF買い②GPIF③ゆうちょ銀行など。

 は現在の買いの入れ方は、前場で日経平均が60円ぐらい下げると後場の1時15分ぐらいから370億円の買いを入れる。買いは住友信託銀行経由で、ETFの構成比に応じた現物株。買いを証券会社に発注する。6月に入り1日、3日、5日の三回発注されており、下げ幅を少なくしている。現在の日銀のETF買いは月平均で2500億円。

 GPIFは137兆円の運用資金のうち資産構成25%として、まだ国内株のワクは7兆円。資産増を考慮すると1年間でワクを使い切るとして月間6000億円。

 日銀と合わせて8500億円の月間株式購入で、年10兆円を超える。

 これにプラスしてゆうちょ銀行がある。200兆円の運用資産の恐らく10%は日銀に保有国債を売却し、国内株に対し10兆円とか15兆円とかがふり向けられるだろう。10兆円としても1年間にして8300億円の月間買い。

 

 だから私は外国人特にヘッジファンドに対し、年末2万5000円、遅れても明年3月末、と明言してきた。週刊朝日の新年アンケートで、他の方々は2万円とか2万1000円を高値目標としておられたが、私はひとり2万5000円と申し上げた。需給関係をアタマに置いた予想だが、どうも私の勝ちのようだ。

 以上の推論は外国人買いを勘定に入れていない。欧州中心に長期投資が入っているのは、短期中心の米系ヘッジファンドより安心できる。彼らは株主優遇を心がけ始めた日本企業に好意的だ。

 悪いことはいわない。JPX400インデックスファンドを、株を売却する方は、代わりに購入なさい。昨年末の1万1000円台が1万5000円台になっている。2万5000円時代になれば3万円になっていておかしくない。

 

 映画のセリフから。76歳の徳江がドラ焼き店長に言う。

「ねえ、店長さん。わたしたちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても私たちには、生きる意味が、あるのよ」。

 戦後、米国で特効薬が開発されてから、ハンセン氏病は完全治癒し、しかも伝染力の弱い病気ということが分かってきている。日本だけが患者を閉じ込め、偏見はいまだにある。株も永い間の下落で、ソンするもの、という偏見があるのではないか。

 

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