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2016年3月26日 (土)

映画「家族はつらいよ」とヘッジファンドとクジラとの戦い819回

 

映画「家族はつらいよ」とヘッジFとクジラとの戦い(第819回)

 山田洋次監督の最新作。私は「サンデーモーニング」のレギュラーだった頃TBSでお会いした。CMの間に「馬鹿」シリーズのハナ肇をほめたら、心から嬉しくそうなお顔をされて、番組が終わって名画の話に花が咲いたのを思い出す。

 前作「母と暮らせば」が魂のこもったシリアスな作品だったが、今回は監督が恐らく本当にお好きなコメディ。「東京家族」のキャストが再結集して、楽しいホームドラマにした。

 平田家のあるじ周造は、妻の富子の誕生日も忘れて飲み歩くほどハタのことは全く考えないオヤジ。富子から離婚届を突き付けられ、判を押してくれ、と。本人にも子供たちにも晴天のヘキレキ。一家に激震が走る。

 昨年の「夏の嵐」以降、産油国のSWFの売りと思われる現物株売りが、ヘッジファンドにより先物との合わせ売りになって、大幅下げを演出した。現在でも売りは続いている。

 318日までの売り越しは、2008年の金融危機どころでない。昨年の夏の嵐と合わせると14兆円にも達している。

 産油国のSWFはある調査では4兆ドル(440兆円)の資産総額で、日本株は私はせいぜい3%と考えているから、もうほとんど売り切ったのではないか。

 というのは、私自身が中東でSWFに売り込みをしていた経験から、中東の投資家は不動産とくに高級住宅地やホテルを主力に投資。株や債券は中心は米欧と考えるからだ。

 ただ、NYやEU、ロンドンの方はまだ売りは残っているだろう。

 三井物産戦略研究所の星野直弘さんの推計では、財政赤字の補てんが昨年同様な国債発行と仮定すると2016年に926億ドルの資金引き揚げ、つまり売りで、11兆円という予想だ。

 ただこの数字はIMFの「バレル504ドル、財政赤字1585億ドル、経常赤字356億ドルの試算がベース。現実にはまだバレル40ドルがやっとだから、もう少し売りは多いかもしれない。しかし、私は東京株式市場については、昨年のような恐怖感さえ感じさせる売り玉は出ないのではないか。

 一方、GPIFや三つの共済組合、日本郵政グループなどの「プールの中のクジラ」それに日銀によるETFは合わせると12兆円の買い余力がある。

 ただ、日銀のETF買いが必ず公表されるが、3月は8日、9日以外、買いの手を入れていない。331日まで、と考えると今週に買いを入れるはずだ。すぐ外れる予想はするもんじゃないが、GPIFの大赤字を少なくする。機関投資家だって3月期末の株価は高いほどいいに決まっている。買い方の力は高まるはず。4月以降も上げ相場、と見る。

 問題は円レート。322日の最新数字は円ロング(買い)83000枚、売り29000枚で差引き53000枚。買い越しは前週比8000枚近く拡大している。

 先週も書いたが、前途にワシントンの政情不安という大ドル売り材料を控えているから、当分円売りには戻らないだろう。だから、買い方を押さえ込む売り作戦をヘッジファンドはとるはずだ。上げ方は歯がゆくなるくらいスローテンポだろう。

 そうなったら、有望テーマの関連中小株がいい。ロボット、人工知能、自動運転、リチウム電池など電気自動車、ドローン、それにフィンテック。

 

 映画のセリフから。ピアノ調律師をしている次男(妻夫木聡)が言う。「ショパンのピアノ曲の楽譜をよく見るとね。不協和音が沢山使われているんだよ。つまり、不協和音は美しい音楽を作るために必要なんだ。」円レートだけが、いまのところ株高への不協和音だ。それでも株高という美しい音楽の差しさわりになるほどではないだろう。Fullsizerender2760x570


2016年3月18日 (金)

映画「レヴェナント 蘇えりし者」とヒラリー失脚(第818回)

 

映画「レヴェナント 蘇えりし者」とヒラリー失脚(第818回)

 

 ご存知レオナルド・ディカプリオが主演男優賞、監督のハレハンドロ・イニヤリトゥが監督賞、それに撮影傷を獲得した話題作。私は試写会で観たが、2時間40分近い長編が正直言って苦痛だった。私の評価では凡作と思う。主演男優賞のレオ様もセリフは少なく、うめき声がまあ四分の三で、演技なんてもんじゃない。

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 ストーリーは単純。1820年代のミズーリ州。主人公グラスは毛皮を集める探検隊のガイドで、インディアンの女との間に設けた息子を連れて参加している。突然ハイイログマに襲われ重傷を負い担架に乗せられるがインディアンから襲撃され山を越すのは不可能。そこで息子と二人をつけて臨終を看取らせ、隊は砦に向かう。

 なかなか死なないグラスに業を煮やした居残り組のフィッツジェラルド(トム・ハーディ)はグラスを殺そうとする。これを見つけた息子が声を上げたので殺されてしまう。重傷から回復したグラスは復讐を遂げようと死に物狂いでフィッツジェラルドを追う。300キロを超える旅。

 映画で巨大なクマが突然現れてグラスを襲うが、いまワシントンで起きている大事件を、日本のマスコミが全く報じないのはどういうわけだろう。不勉強なのか、それとも意図的に、か。

 このブログの読者、または私の著作をご覧の方は、「ベンガジゲート」を、またその派生スキャンダルにあたる「Eメールゲート」をご存じだろう。

 ヒラリー・クリントン前国務長官が私的メールアドレスに国家機密を流した。しかもヒラリー側近は「最高機密」「極秘」の文字を削除していた、というからコトは重大である。FBIは調査中で、メールの中に国家機密が含まれていることを28日に発表した。ニューヨークポスト紙とTVがこれを確認した。

 このFBI調査がヒラリーと側近三人の起訴に進展すれば、大統領選挙戦から撤退しなければならなくなる。

 もちろん司法長官が起訴を認めず却下することもあり得る。となると大統領が犯罪容疑の元閣僚をかばうという重大問題に発展してしまう。出来るか、どうか。

 そこで急遽登場したのが「エリザベス・ウォーレン・マサチューセッツ州選出上院議員を7月の民主党の党大会で候補として選出する」つまり「ブローカード・コンベンション」で党員が候補を直接選出、という奇手である。この人は66歳でヒラリーより2歳若く、母方にチェロキー族の血が入っている。

 貧困家庭に育ち13歳からウェートレスをして家計を支え、16歳で全米弁論大会で優勝し奨学金を得て大学に入り、2年後に結婚、二児をもうけてその後離婚、また勉強し直して学位を獲得、成績抜群で、何とハーバード大ロースクール教授、その後政界に入り、恵まれなかった少女時代、早婚・離婚経験、苦学を率直に語り人気がある。

 この人に最近オバマ政権やCIAから内政、外交のブリーフィングを受け始めたという情報がある。

 また民主党黒人議員の長老は10日にCNNで「ウォーレン候補が実現すれば電撃的効果が見込める」と発言した。

 ここで米国大統領選を見直す必要がある。

 第一のケース。FBIが起訴せずヒラリーが民主党の正式候補としてドナルド・トランプと戦う。そのときトランプは容赦なくEメールゲートを攻撃するだろう。トランプ選出の恐怖は世界的なショックを与えること間違いない。

 第二はエリザベス・ウオーレン対ドナルド・トランプ。私がTVで観たウオーレン議員は、トランプの口撃に耐えられるかどうか。少々疑問だ。

 もちろん行政経験の全くないトランプに対し、行政経験はある。といっても「不良債権救済プログラム監視・監督委員会の委員、それにオバマ第一期に大統領補佐官兼財務長官特別顧問として「ドット・フランク法」基づいて設立された消費者金融保護局を立ち上げた。まあその程度だ。

 つまり、日本人としては「どうせトランプじゃなくヒラリー」と見込んでいたのがドナルド旋風の覚悟をしておいた方がいい。秋口のNY株の下げが懸念される。

 ごく目先。期末に18000円近くにしたい安倍政権は「消費税先送り」を読売新聞のトップにした。しかしGPIFなどプールの中のクジラの買いにブツける形で、恐らく産油国SWFの売りが出たのだと思う。それでも買いの力の方が強いので、期末から4月に高値を付けるだろう。原油も戻っているし。

 ヘッジファンドは相変わらずドル売り円買いのポジションを積み上げ、株も売っている。材料がワシントン発だから腰が入っている。

 映画のセリフから。グラスが息子を励ます。「息が続くかぎり戦うんだ。息をしろ、息をしろ」。私は秋の整理のあと、日本株は「3万円以上」。目標を数年間で達成すると見ている。その間はー。息をしつづけよう。

 

2016年3月11日 (金)

映画「マネー・ショート華麗なる大逆転」と鉄鋼株の上昇817回

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映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」と鉄鋼株の上昇(第817回)

 先のアカデミー賞で作品、監督など5部門でノミネートされ、脚色賞を受賞。原作はマイケル・ルイス「世紀の空売り 世界経済の破綻にかけた男たち」で、あのリーマン・ショックにつながったサブプライムという金融システムのイカサマを見抜いた四人の男の物語だ。 

 三年前からあの危機を予見し、カラ売りのポジションをとり続けたというのはすごい。その期間に辛抱できなかった出資者たちから責められ続けただろうに。

 私はリーマン・ショックについてはは講演会で予告し、当時サポートしてくれていた大手企業の経営者たちには「すぐ全部売却」とファックスした。しかし危機発生の4,5日前でこの映画の主人公のように何年も前からではなかった。もちろんサブプライムのインチキ性は言われていたし、売り手の存在も知られていた。当時私は不勉強で楽観的な立場にいたが、それをあるエコノミストにいったらコテンパンにやられた、すごい人。その人の名は北井義久さんで、当時は伊藤忠商事にいた元長銀マン。いまは日鉄住金総研チーフエコノミストだ。おかげで私がタイミングだけを注意していればよかった。当時韓国にまでリーマンは買収を呼びかけていたが、断られたのが死刑宣告になった。

 話がヨコにそれた。しかし、CDS,CDOやデリバティブなどの専門的用語を実に巧みに「画面」にした。脚色賞だけのことはある。音楽がうるさすぎたこと、胃袋が痛くなるくらいの緊張感、ワカっていない人からの批判が、イマイチ表現されていないのが難点。

 製作者で助演もしているブラッド・ピットの意図は「また近く同じことが起こるぞ」という警告だろう。

 ただ、この映画の警告の通りに、近い将来の「第二リーマン」が発生する、とは限るまい。むしろここ何日間かの変化の中には、2月2日付で私が期待した中国の鉄鋼減産効果による鉄鋼株値上がりが発生しかけている。

 中国最大の鉄鋼生産地河北省唐山市で、棒鋼ビレットの工場渡価格はトン3万5700円、三日間で16%も上昇。香港市場でのコークス用石炭株は26%上昇、ブラジルの鉄鉱石株ヴァーレ、スイスの資源商社グレンコアは年初比2~3倍。売り方の買い戻しと思惑が中心だろう。現に、ゴールドマン・サックスが「現在の資源価格回復は明確な根拠がない」というレポートを出している。現状ではこれが常識だろう。私はいろんな材料から強気だが。

 アジア市場がリスク・オンに動き出しているのに、円高=株売りのコンピュータ売買で動きが遅いのが日本。株は3月11日のメジャーSQまで、という「買わない」リスクがあったし、円は日本企業の為替ヘッジのニーズがあり3月期末を控えての円高圧力は強い。リスク・オフとみれば、株の方は来週から上昇だが。円レートも円高への振れが足をひっぱる。GPIFを含めた公的資金買いだけしか買い手がいないからだろう。売買高はこのところ極めて低水準。11日には3兆を超えたがSQが8000億円。実質の売買が、2兆300億円じゃなあ。

 それもそうだろう。昨年の高値比でほぼ日経平均は6000円も下げた。株価だけ見ていれば、リーマン級の世界大不況説を信じるのは当たり前だ。

 だから割安になっていても、買いを入れない。「リスク・オフ」だ。

 下げた理由は次の通り。①産油国SWFの世界的株売りの中に日本株も入っていた②株下落を加速化していたヘッジファンドは、上海株の下落の身代わりに東京市場で市場平均先物を売れたが、円買い・株売りがセットになっていた③ほとんどすべてのファンドマネジャーが警戒し、買いの手を出さなかった。とくに8年続いた大統領の次は誰か読めないときはリスク・オフ。中国についてジョージ・ソロス氏の悲観的な(恐らくポジショントーク)発言をTVで観たらなおそうなる。

 しかし、第一に中国がどうも一部の人の言う「突然の即死」ではなさそうだ。とくに3月に入って、日本が買うはずだったドバイ原油を中国が横取り。そんなことは1年以上なかったので、中国経済アウト説は消えた。原油価格も高い。また沿岸の高炉が生き残り、内陸部の低品質の高炉が廃止され始めたのだろう。鉄鋼業界の過剰生産能力の削減計画が確実に進んでいる。その証拠だが、豪州やブラジルからの鉄鉱石価格が3月に入り急上昇している。

 3月10日のECBの追加緩和は市場にはサプライズだったが、これで米FRBのひところの「利上げなし」派が退治され、ドル高へ。円高がストップ、となりかけている。リスク・オンになれば産油国SWFの売り玉なんて、NY上場での自社株買いより少ないじゃないか、とか。東京では何頭ものプールの中のクジラが買うから決算期が終わったら急上昇とかー。少しづつリスク・オンに転向する流れが出始めている。

 ECBのサプライズに直接の長期貸し出しオペ。国債買い入れ増額(600→800億ユーロ。社債も加える)と政策金利ゼロ、マイナス金利を0・3%から0・4%は事前の予想に近かった。しかし、全体としてはマーケットが示す通り。ドル高ユーロ安欧株高になりつつあったが、わずかの時間でもとの木阿弥、だ。

 ではECB、FRBに続いてBOJは?恐らく早ければ3月15日の記者会見前後には安倍政権側から、5兆円の補正予算・新年度予算の執行前倒し、とかーともかく参院選を控えて、景気振興のための政策パッケージが発表か暗示されるだろう。遅ければ5月27日のサミット終了後の記者会見時だろう。もっと早ければ4,5月の安倍訪米、訪欧の時にサミット打ち合わせの時に海外から漏れて来るだろう。

 くだくだと書いた。実は2月に転倒して右手の親指を痛めてから、モノを書くのが少々苦痛。おかげさまで治りかけているが、痛くない時のようにひと息で書き上げるという速い仕事が出来ない。そこで文章がもたもたしている。スミマセン。

 ただし結論はもたもた、ではなくスッキリだ。4月中旬から5月上旬が天井で1万8000円台。注目は大手銀行、鉄鋼、それにヘッジファンド好みの値がさのソフトバンクなどなど。

 映画のセリフから。何と村上春樹の「1984」からの引用が出た。「誰しも心の中では世界の終わりを待ち受けているものだ」。とくに日本人は終末論、悲観論が大好きだ。私の強気が売れないはずだ。でも、私はいぜん「ここ数年で3万円以上」の目標を変えない。スタートは2017年1~3月と見込んでいるが。

 

2016年3月 5日 (土)

映画「ヘイトフル・エイト」と私の1万9000円目標(第816回)

映画「ヘイトフル・エイト」と私の1万9000円目標(第816回)

 クエンティン・タランティーノの最新作で最高傑作。先日のアカデミー賞では音楽のエンニオ・モリコーネが受賞しただけだったし、作品賞、監督賞にノミネートもされなかった。バカじゃなかろか。タランティノが自分のスタイルを極めた作品なのに。

 西部劇であり本格密室ミステリーでもある。セリフの切れ味、映像の美しさ、そしてストーリーの展開では「ウーン一杯食わされた」「え?こんな結末?」というサプライズの連続。2時間48分があっという間だった。

 ワイオミングの山中、南北戦争の何年かあと。賞金稼ぎが1万ドルの賞金のかかった悪女を連れ、吹雪で乗った駅馬車は「ミニーの紳士服飾店」に。そこに8人の不思議な人間が集まり、前半はセリフ劇。後半にすべての緊張が一気に解き放たれ、殺し合いシーンで一挙に爆発する。ニューズウィークが「最高で最悪な」と評したのは正しい。

 

 二人の賞金かせぎとおたずねものの女、それに保安官が立ち寄った店には四人の先客。その四人から陰謀とサスペンス、暴力の予感が高まってくる。コチラの仕上げはうまいものだ。

 この推理劇は八人にプラスするある人物の陰謀、毒入りコーヒーなどで観客は予想をすべて裏切られる。

 予想を裏切った?まるでここ数日の株式市場じゃないか。

初めに。特に欧州系のファンドの日本のマイナス金利についての誤解。自分たちは欧銀がマイナス金利で大減益になり、ドイツ銀やバークレイズ、クレディ・スイスなどが年初から株価は半減に近く、下げた。そこで日本の大手銀行も売った。

ところがEQBのマリオ・ドラギのマイナス金利とクロダは違うらしいとようやく気が付いたらしい。

欧州の方は準備預金総額全部にマイナス0・3%だが、日本は200兆円はプラス0・1%のままで、マイナスマイナス0・1%は20兆円。それなら、多少は新しい中東SWFの売りをタネに日本のメガバンクを叩き売ったのは間違いだった。もうPERは5倍は4倍まで下げだものね。  

米国ではチャサビークなどシェール大手が資金調達に成功。破綻ストーリーは消えた。しかも原油価格は1月20日と2月11日の26ドルでダブル底で安値から10ドル上昇。

次に。日本の景気刺激策。5月26日、27日のサミット終了後の宣言で「あらゆる政策手段を通じての世界の景気を良くする」になるのは間違いない。日本と米国が中心。

そこで「国際金融経済分析会合」が設立され、メンバーに外国の賢人たちが入る。ひとりはクルーグマン・プリンストン大教授。となると選挙のテーマの一つは消費税再引き上げ先延ばしだ、となった。5兆円の臨時予算と新年度予算の前倒し執行も。

 となれば安倍内閣の課題は、景気とムード。ズバリ株価だ。私のあるソースは「4~5月1万80000円台の後半。うまく行けば1万9000円。」と。

 4月になると日本郵政がらみのクジラが市場に現われる。GPIFも5兆ぐらい3月末までで買い余力がある。

 問題はSWFの売りで、40兆円あるといわれるが、彼らの手持ち日本株はせいぜい残るところ何兆円。買い余力の方がはるかに大きい。クジラ合計12兆円、自社株買いは今年8~9兆円は固い。

 2月19日までしかわからないが海外投資家の13週累積売り越し額は5兆を少し超えた。2011年とほぼ同じで、もう終わり、つまりここ何ヵ月もの毎月初めの売りは、終わっている。また売るにしても知れている。株価の目標は達成されるだろう。

終わりに。米国FRBの再利上げが「やれない」から「6月に1回。年内2回」説が出ている。たとえばコアコア(食糧、エネルギーを除く)消費者物価は1・7%とFRBの目標に接近、また4月発表のノンファーム雇用も24万2000人と予想の20万割れを上回った、となると3月1日現在円ロング玉が9万4000枚と多いが、これは投げになるだろう。フシ目とされる114円75銭が抜けるか、どうか。

1万9000円まで行くんなら2万円となぜ言わないか。私の目標は「3万円以上」に達する大相場のスタートは2016年20~12月か2017年1~3月と想定しているからだ。夏から秋の間にテール・リスクがあり、そこから一押しすると想定しているドイツ銀行かも知れないし、ドナルド・トランプかもしれない。産油国のどこかのデフォルトかも。

 

映画のセリフから。ただ一人の女性のジェイソン・リーがスゴんで云う・「お前たちが地獄に行ったら。私に送られてやって来たと云いな」。株式市場には、天使もいるが悪魔もいる。しかし当分、いいことが多いのは間違いない。

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2016年3月 4日 (金)

2016年 日本経済の展望

「日経トップリーダー」経営者クラブから出版された『トップの情報CD』に、「2014年日本経済の展望」というテーマでインタビューが収録されました。

2016年3月号
2016年1月号その1
2016年1月号その2
2016年1月号その3
2016年1月号その4
2015年11月号
2015年9月号
2015年7月号
2015年5月号
2015年3月号
2015年1月号その1
2015年1月号その2
2015年1月号その3
2015年1月号その4
2014年11月号
2014年9月号
2014年7月号
2014年5月号
2014年3月号
2014年1月号その1
2014年1月号その2
2014年1月号その3
2013年11月号
2013年9月号
2013年7月号
2013年4月号
2013年2月号
2013年1月号その1
2013年1月号その2
2013年1月号その3
2013年1月号その4
2012年12月号
2012年10月号
2012年8月号
2012年6月号
2012年4月号
2012年2月号
2011年12月号
2011年10月号
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2011年6月号
2011年4月号
2011年2月号
2010年12月号
2010年10月号
2010年8月号

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