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2016年7月23日 (土)

映画「ゴーストバスターズ」とHFが言うコワーい話(第836回)

映画「ゴーストバスターズとHFが言うコワーい話(第836回)2016・7・24

 ビル・マーレーやダン・エイクロイドの出た旧作を27年ぶりにリメーク。今回は主役の「お化け退冶屋」を女性4人とし3Dにした。これに男性一人も脇にいて5人とゴーストとの戦いは迫力があって面白い。オバカ映画だが楽しい。難点は女性4人がブサイクなこと。これ、セクハラかしら。

 ヘリ・マネについて予想通り大騒ぎになってきた。反対の財務省ポチ達は、歯止めがきかない、とか信用低下が起きる、、とか危険なカケだ、という感情論が多い。

 戦前の高橋財政は軍部という最大最強の圧力団体のためにマネー供給の拡大は続き、2・2・6事件での殺害、それに戦費もあって歯止めがきかず、終戦後のインフレが発生した。

 まあ法改正が必要だし、やるのは来年。7月29日の日銀総裁会見は期待外れのお茶にごしだろう。

 

 27年ぶりのリメーク映画の方はどうも大ヒットになりそうもない出来だし、(NYではブーイングが起きた)ただ、高橋財政のリメークの方は成功し、名目GPP600兆円が何年か後、(2021年?)に達成されると確信している。

 時価総額はGPPから推算して700兆円を超え、日経平均は3万円以上、という私の長期シナリオは変わることはない。

 ただ、このコラムで何回も書いている「秋には天から大魔王が下りてきて」かなりの安値になる、という予想も変わりない。

 

 その大悪材料ってなに、といろんな方から質問をいただくのだが、あんまり恐ろしいからあえて言わなかった。」」今回その恐ろしい材料を書くのは私の尊敬するヘッジファンドの日本一の情報通大井幸子さんの7月号の「ヘッジファンド・ニュース」に三つ、スッパ抜かれているからだ。

 二つは金融危機、第一がイタリアの銀行数行とドイツ銀行。これは私のこのコラムの読者は先刻ご承知だろう。

 第二は中国発のサブプライム危機。直近の英エコノミスト誌が報じている二つの記事。一つは「不良債権が21兆円を超え、8年ぶりに証券化が再開された」。これってまるでサブプライム危機直前じゃないか。そして二つ目が非合法ローンで不動産市場のバブル化」。これも同じいやーなムードの話。

 伊勢志摩サミットで世界の主脳が食事しながら話した内容は公開されないが私が聞いたところでは主に中国の政治と経済の懸念だった、とか。

 だからこの第一、と第二は、ジョージ・ソロス氏が最近行動で示している通り、まあそれほどびっくりする話ではない。

 しかし第三の「戦争勃発の可能性」にはブッ飛んだ。前からヘッジファンドの一部で云っている向きはあったが、他人さまに言うほどの確信はなかったのでやめていた。

 以下大井さんの、レターを了承を得て丸ごと引用する。

 

 7月12日、中国とフィリピンの南シナ海の領有権をめぐる国際仲裁裁判で、裁判所は中国の管轄権を認めない判決を下した。

 8-10月にかけて、米大統領選や英国のEU離脱で、世界に権力の空白が生じる。8月、9月に中国人民解放軍の海軍の何らかの行動、そして北朝鮮がそれに便乗した行動を起こす可能性が高い。矛先を尖閣諸島に向け、日本に対して奇襲攻撃を彼らは仕掛けてくる可能性がある。

 戦争は米ロ代理戦争であり、全面的な核戦争になるかどうかの瀬戸際で短期間で終結すると予想される。」ただし、戦争により当然、金融市場には大きな動揺が走るだろう。不測の出来事に世界同時株安や急激な円高が予想される。戦争終結後に交わされる契約(賠償金や領土問題など)により、通貨市場は大きな変動を余儀なくされるだろう。

 

 まあ、夏だしオバケのシーズンでもある。怖がらずにお聞きください。

 

 映画のセリフから。NYの劇場に出たオバケを見事4人で捕まえハコの中に入れたが、市長は言う。「人間の脳はあまりにも常識外れのことが起きるとパニック状態になる。幽霊なんていないはずだから、君たち四人はサギで逮捕する」。いやはや、どうか私や大井さんが逮捕されませんように。


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